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2008年10月20日 (月)

地域貢献する社長達

■「会社もお店も地域のなかま-企業の地域貢献を考える-」と題するパネルディスカッションが市民センターで行われた。主催は「市民参加と市民協働に関する審議会」であり、まあヤクショ(役所)の仕切りと言っていい。だからかも知れないがイマイチ盛り上がりに欠けた集会だった。審議会メンバーや役所関係者も相当数居たから実質30人程度?という数の問題だけでなく、このテーマに熱い視線を注いでいたワタシラ(福祉系)NPO関係者グループの一方で、肝心の「会社やお店」のヒトがほとんど見当たらなかったからだ。

■まあ日曜の午後という時間ということもあるが、特に狛江の「会社もお店も」すごく元気がないのですよね。(その狛江で数少ない元気印のお店のAさんが途中で帰ってしまったのも気になりました)商工会などにも事前の働きかけをほとんどしていない雰囲気だったし、だったらどういう獲得目標を持ったシンポジュウムだったのか?悪いけどヤクショ任せのなせる業ですよね。それはそうと、ワタシ的には大いに収穫があったイベントだったけどね。(天邪鬼ですいません)

■集会の獲得目標を主催者がどの辺においていたか不明だけど、「NPOと企業」の出会いの場、その協働のあり方を考える機会としては狛江初の試みであり、(だからもうちょっと腰の入ったものにして欲しかった)その意義はとても重要だ。コーディネーターが「起業家支援財団事務局長」(治田友香氏)でコメンテーターが「日本NPOセンター理事長(山岡義典氏)という豪華ラインナップ(共に市民協働審議会メンバー)だったけど、パネラーの雄弁・熱弁に押されてほとんど口を挟めなかったのも少し心残りだった。

■そのパネラーは3名。金属加工の千代田第一工業会長・鈴木さん、アルプスの少女などテレビ動画のスタジオロビン社長・義山さん、JC理事長の恒松さん(測量会社)だった。その社長さん達の(地域貢献)物語の中に実は多くのヒントが隠されている。千代田第一の会長は町工場の未来を描く「夢工場大賞」を全国発信したり、地域と災害時協定、ミニ公園提供などでCSRの狛江モデルを見せてくれている。「消防少年団」団長のスタジオロビン社長は、貧乏時代(の地域の恩)を忘れないからマネーゲームの現代社会を批判して奉仕を貫く。わんぱく駅伝をやってきた「二代目・若手」のJCも今年「市民討議会」なる市民参加の新しいシステムに挑戦していて元気だ。

■元気がなく(制度)疲労気味の狛江市商工会などの役所依存型・ムラ社会型の産業振興政策が狛江のまちおこしをちっとも発信できなくなって久しい中で、「法人税の一部を社会還元する」(鈴木さん)として税金の使い道・新しい公共政策を発信し行動する「企業市民」が台頭しつつあると秘かに確信する。さて次はワタシラNPOの側がこうした社長達の心意気にどう応えられるかですよね。お店や会社の寄付を口を開けて待っているだけじゃなくて、ヤクショにヨイショされた「協働」じゃなくて、新しい公共空間を共に創造するパートナーとしてのコラボレーションを社長達に提案していけるようにならなきゃね。11月22日(土)の「NPO研修会」(NPO連絡協議会)にはそんな議論ができればと考えている今日この頃でした。

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■こまえ地方自治講座(第7回)
■「市の仕事の棚卸しに挑戦してみよう」
■日時10月25日(土)午前9時半~12時
■会場 中央公民館 第4会議室
■当日資料「市・組織事務分掌一覧」「地方自治自立へのシナリオ」(地方自立政策研究会)
(参加フリー、ただしコピー代等実費は頂きます。)
★今後の講座の予定は以下の日程です。
 11月29日(土)午前9時半~(第2会議室)
 12月20日(土)午前9時半~(第1会議室)
★連絡先 清水信之  狛江市岩戸南4-27-8  
℡03-3480-0306  市民自治研究会

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2008年10月20日(月)07:26

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