« まなび講座&公共施設ワークショップ | トップページ | 「第9回こまえ地方自治講座」のご案内 »

2008年12月 7日 (日)

新図書館建設は凍結か?

■6日の土曜の午後、第二回公共施設再編ワークショップに参加した。前回、参加市民の少なさ・関心のなさを嘆いたが、第二回目はさらに縮小し、わずか6名(その内現職市議が3人)というのは一体どうしたことだろう?このまちの「市民参加条例」はもはや死文化してしまったのだろうか?でも同席した策定委員会の市民委員(5~6名)との文字通り膝を付き合わせた議論は前回に引き続き大いに興味深かった。

■相変わらず深刻な財政状況(三多摩ワースト1)の中で、水道局用地スポーツ公園化を軸とした平成15年施設計画が破綻し、平成18年に改定するも、事実上二年間凍結・先送りしてきた公共施設再編計画を再び動かすために策定市民委員会を立ち上げ、その一環としてのワークショップ(自由参加)がそれであることは前回書いた。それにしても財政好調時なら箱物計画は首長等の手柄話・打ち上げ花火となるが、財政縮小時代の施設再編統廃合計画では市民利害の激突も明らかであり、火中の栗を拾いたくないのでしょうね。争点や選択肢を明らかにして市民に判断を求めるのでなければ「丸投げ」批判は避けられないとふと思うのですが・・・。

■そこからが実は面白いのだけど、丸投げされた?市民委員達は、それならアリバイ・ガス抜き委員会を返上して、白紙からの計画づくりに挑戦してやろうじゃないかと自主的な勉強会も開催しながら「そもそもオオヤケ(公)がやらなければならない施設(サービス)の範囲ってナンなんだ」ってところからトコトン議論を始めているのである。お分かりの方は少ないでしょうが、狛江市の当面する施設問題は「中学校統廃合」(第三中学校の旧第四小跡地への移転と、その後の第一中学校・第四中学校の統合?)と市長公約の「新図書館建設」(第三中跡地)が(それぞれ約30億円を投入する)中心的課題です。その他、老朽化著しい岩戸地域センターの建替え、学童保育所の再編、市民活動(NPO)支援センターなどが日程に上っています。

■これまでの市の施設計画ではそれらの財源として、旧第七小学校跡地売却、移転後の第四中学校の売却、そして狛江駅南口の自転車撤去保管場所の売却などで約50億円を手当てしようとするものでした。しかし、市民世論には、狭い狛江の貴重な公有地(空地)をなくしてホントにいいのか?という声は決して少なくありません。現に市民グランド売却(その財源で水道局用地にスポーツ公園)は圧倒的な反対論でつぶれたのです。そのことから考えると公有地売却は相当ハードルが高い選択と考えられます。

■ではドーするか?そうです新図書館建設は再考せざるを得ないのではないでしょうか?とまあ、そう単純なハナシで落ちるかどうかは別にして、現に「現図書館の3倍の4800㎡は本当に必要なのか」「趣味・娯楽の範囲まで公がやる時代じゃないのではないか」と大いにラディカルな議論が交わされているのです。そうです。20年後の平成32年には狛江市の人口予測は約8万人と変化がなくとも、老年人口は10ポイント上昇し、生産年齢(納税)人口は逆に10ポイント近く下がるのです(平成12年比較)。明らかに財政縮小時代への突入を踏まえなければならないのです。そして、まさに高度成長時代のシビルミニマムの再定義、新しい公共空間の設計という幅の広い議論も踏まえて「オオヤケの施設」論議を深める必要があるのですよね。
2008年12月07日(日)16:30

|

« まなび講座&公共施設ワークショップ | トップページ | 「第9回こまえ地方自治講座」のご案内 »

狛江市政」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新図書館建設は凍結か?:

« まなび講座&公共施設ワークショップ | トップページ | 「第9回こまえ地方自治講座」のご案内 »