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2009年3月13日 (金)

「行政主導・市民不在」は変えられるか?

■3月11日(水)午後5時半~8時半まで「基本構想審議会」の番外編「勉強会」(懇談会)が開かれた。前回も欠席だった学職委員の2名はこの日も欠席だったが、市民委員4名、学職委員6名、副市長の11名で開催された。傍聴者は2名だった。番外編を入れなければとても追いつかない、たった4回の審議会というスケジュールを一貫して問題にし、「議論の枠組み」を提起し、このままではこの20年間がそうであったように「お飾り」「お蔵入り」になってしまうよと警告を発したが、ともかく(役所も困るだろうから)進めてみようよというお人好しな皆さんが多勢の中、とりあえず「構想の枠組み」や「将来都市像・キャッチフレーズ」へのそれぞれの思いを出し合った。追加資料に各自治体の「基本構想の構成」一覧や、「狛江市第一次構想」が出た。

■当日、文書(レジュメ)を用意したのは私と市民委員のOさんだった。そのOさんは「市政のための基本構想ではなく、市民のための基本構想であるべき」「実現可能な内容、実現の見込みがある、責任をもって達成すべき内容のみとする」などを主張した。まさに市民プラン・市民管理の自治体計画でなければとの主張である。議論は「水と緑の住宅都市」をそのまま引く継ぐのか否かとなった。実現不可能で絵空事の「緑の基本計画」のような下位計画を放置してきたり、地下水涵養施策や雨水利用政策の貧弱さの検証こそ大事ですよねと環境関連の学識委員にも水を向けたが、役所もがんばって居るのですがねとあまり危機意識は見られなかった。

■それでも農地・屋敷林の「緑」や多摩川・野川の「水」は狛江に移住する市民の確かな動機ですよねと複数の委員。狛江のブランドとしては欠かせないとしたら例えば「多摩川政策・条例」のような前のめりの「水・緑」政策展開・仕掛けを考えなければ空語となりますよねと清水。その後「住宅都市」についてのひとしきりの議論があり、「単一機能論と取られかねない」「『住宅都市』は一方で賑わいや産業活性化を後回しとする印象ですよね」などの発言。清水も「そもそもベットタウンでイイよねとなれば都市と言えるのか」など。結局「住宅都市」という表現はやめたらどうかということになった。

■それに替わって浮上したのが「自治」である。どういうマチをつくるかということの一つに「自治のカタチ」こそ分権時代の今最上位に据えられなければならないと清水は言って来た。ある学職委員も「まちづくりのプロセスとしての参加・協働」と言い、それが実行性を担保する意味でキャッチフレーズの力強さにつながるといった発想である。たたき台として『水と緑を活かす自治のまち』というキャッチフレーズが浮上した。しかし、繰り返し云っときますけど、長期財政予測や地方分権改革など最も肝心な背骨の議論はまったく手つかずのままのイメージ論の域を出ていない段階のものですからあしからず。

■ところで前回でスケジュールに「市民フォーラム」を4月5日(日)加えたが、その前の第3回審議会(3月30日)には「構想案」(中間報告)を仕上げておかなければならない。ということで結局第2回勉強会(懇談会)を3月19日(木)へということになった。勉強会・懇談会はあくまで自由討議・議論の深化のためのはずが、事実上構想づくりが進む。また進めなければ間に合わない。会議の事前公表もなく密室で進めて良いのかということにもなる。(しかも2回も続けて欠席している学職委員2名がいたり、勉強会途中退席の学職委員も2名。なんじゃコリャ、この緊張感のなさ)いずれにせよ、「市民フォーラム(4月5日4階特別会議室?)」と「パブリックコメント手続き(4月15日号広報)」前の次回3月30日の一発勝負で「構想案(中間報告)」を確定しなければならない。正直言ってそろそろブチ切れそうである。ところで皆様、クイズです。狛江市基本構想って市のホームページから発見できますか?

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■「公共施設再編方針策定委員会」3月17日(火)
 午後7時~市役所502・503会議室
■「基本構想・勉強会」3月19日(木)
 午後6時~ 市役所特別会議室(4F)
■「第3回基本構想審議会」3月30日(月)
 午後7時~9時 市役所4F特別会議室
■「こまえ地方自治講座」4月4日(土)午前9時半
 中央公民館第3会議室(テーマ・基本構想)
■「基本構想・市民フォーラム」4月5日(日)
午後・会場未定

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2009年03月13日(金)07:18

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