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2009年3月14日 (土)

公民館VSNPOセンター

■クイズで現在の「第2次基本構想」がホームページ上から発見できますか?とお尋ねした主旨は「お飾り・お蔵入り」の実態を感じてほしかったからでした。実はこの3月9日になって「改訂作業に入ってます」とのお知らせで「第2次構想」もダウンロードできるようになっていました(各種計画)。それまでは実は「例規集」の中に隠れていたのでした。

■ところで市原(議員)ブログで、公共施設再編方針(案)への批判が展開されています。これは16日から始まる予算委員会でも他の議員を含めて取り上げられるでしょう。その最中17日夜には最後の当該策定委員会が予定されています。ココには注目です。公共施設再編方針は「基本構想改定に反映させる」位置づけだからです。パブコメで多数寄せられていると思われる異議の中心は「図書館・公民館問題」のようです。「中央公民館構想」(30億円)が粉砕されていることや、中央公民館を廃止し「市民活動支援センター」を設置することへの抵抗です。市原議員も度々、「公民館擁護派」「活動センターの拙速なスタート反対派」との論陣を張っています。(3月11日市原ブログ)

■ネットでリアルタイムに自説を開陳し、市民議論と政策争点化を発信できているのは現職議員では残念ながら市原市議だけです。敬意を表します。ところで公民館廃止問題と「市民活動センター」(NPOセンター)の関係での市原議員の立場はダブルスタンダードではないかと思います。以下は検討委員会が半年延長されたこともあり、5月辞任(長期旅行)する前の最後の委員会の議事録からの抜粋(清水発言)ですが参考までにご一読下さい。

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『私の主張は、「公益活動支援センター」に特化すべきであるということです。「NPOセンター」でもよいと思います。そもそも狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例を受けて検討しているものですから、「公益」を考えていくべきだと思います。そうでないと、公民館との関係、社会福祉協議会との関係をどうするのか、役割分担、交通整理がほとんどわからないのです。
今も社会福祉協議会の須崎事務局長が、公民館や生涯学習的な分野については、専門外ですとおっしゃいました。役割分担として、笠井委員はセンターオブセンターという考えではないとおっしゃっていましたが、ある意味では公民館の黄昏ということも直視しながら、位置づけをはっきりさせることが大事だと思いますし。小さく生んで大きく育てるということを言えば、角が立つ議論をしないほうがいいという話もありますが。
もう一つ大きな議論として出ているのは、行政との関係を、どのようにけじめをつけるのかということです。調布市のあくろすでは、行政にもNOと言える市民活動センターでなければ下請機関だということもあるわけです。行政の縦割りに対して、市民協働を通じて劣化した行政組織の変化が進むのだと前回も議論がありました。ある人の言い方を借りれば、行政が独占していた「公共」を剥ぎ取っていくというか、それを市民に取り戻すのだと、「新しい公共空間を作っていく」という理念があると、この市民活動支援センターの意味合いがわかってくるように思います。』(4月24日・第6回センター設置検討委員会)

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■これまで何度も言っていますが、私は「社会教育の終焉(松下圭一)」派です。「公民館も市民活動センターも」というのは、利害関係市民への迎合ではないですか?そう云うのは単に公共施設再編検討委員会の云う財政論・プライオリティからでなく、明治以来引き継がれている国家主権概念による「文科省円筒行政」を補完性の原理に基づき、地域政府に取り戻す分権改革の問題であり、(おカミが教える社会教育はいらない)その教育委員会制度(市長部局へ移すこと)も含めたタテ割り行政を地域総合化する「新しい公共(と地方政府)」の再構築の主役としてアドボカシー機能を持つNPOなど市民の自立をどう促すかが「公益活動センター」(NPOセンター)の意義なのです。そもそも「市民活動支援センター」ナンテ曖昧なことを云っているから公民館と区別が出来なくなるのですよね。

■「市民活動センター検討委員会」でもそのことを云ってきたけど、「公民館問題」には(越権行為だから)は入れないとする委員長采配でしたよね。確かに市原さんが云う様に、そのNPOセンターが役所のオンブにダッコではシャレにならないことは自明ですから、運営主体の醸成を急がなければなりませんよね。(狛江のNPOセンターは他市より10年遅れですから)確かに「第2市役所」社協の自立も課題ですよね。実は今日の午後もあいとぴあセンターで「NPO研修会」が狛江市NPO連絡協議会の主催で開催されます。私も「NPO法人ハンディキャブこまえ」事務局長としてレポートします。その「NPO協議会」も社協ボラセンのオンブにダッコを早く脱する時期が迫っていますね。社会教育・生涯学習を含めて、教員人事権の市町村移譲など教育の分権改革も基本構想論議で欠かせませんよね。まだ一度も議論なしです。

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■「公共施設再編方針策定委員会」3月17日(火)
 午後7時~市役所502・503会議室
■「基本構想・勉強会」3月19日(木)
 午後6時~ 市役所特別会議室(4F)
■「第3回基本構想審議会」3月30日(月)
 午後7時~9時 市役所4F特別会議室
■「こまえ地方自治講座」4月4日(土)午前9時半
 中央公民館第3会議室(テーマ・基本構想)
■「基本構想・市民フォーラム」4月5日(日)
  午後・会場未定

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2009年03月14日(土)09:37

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