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2009年4月 6日 (月)

基本構想フォーラムに30人

■お花見真っ最中の日曜日(4月5日)にもかかわらず、に30人もの市民が参加してくれた「基本構想市民フォーラム」が中央公民館(地下ホール)で開かれた。私的には5年前の基本計画フォーラムがたった8人だった悪夢は再現ならずだったので少しホッとしている。ただし会場でも私から発言したように議論はまったく不充分なままのスケジュール優先で「行政主導」の「生煮えの素案」発表なので多くの疑念と批判、注文が市民から寄せられた。

■「基本構想って何」と題して審議会会長の武藤博巳・法政大教授(入札改革や自治体経営が得意分野)よりの講演や山岡義典・審議会委員(学識)より「第3次構想・素案」の説明の後、市民から質疑と意見が表明された中で、私的に印象に残った皆さんの発言の要旨(清水流解釈)はこうである。

■『第2次構想の総括と反省はどこまでやれたのか?そこが無ければ空虚な実体の2次構想を繰り返すだけだ』(Aさん)『基本構想計画期間は三多摩各市の大半が10年となっているのにナゼ狛江は20年を選択したのか(だから余計抽象論で空しいものになる)ベテランの学識がそろっているのに(役所の言いなりではないか)』(Bさん)『(6月議会上程は拙速である)実質的な議論が行われる基本計画づくり(今年夏からの予定)終了後にあらためてそこで出た課題をフィードバックし基本構想の議決を行うべきだ』(Cさん)『計画づくりは市民が主役でなければならない。形だけでなく市民の意見を聞く場を相当回数確保せよ』(Dさん)『アンケート結果で最も市民が重視しているは商店街(の衰退と)振興策だが政策はあるか?』(Eさん)『ー地域力ーと言っているが町内会・地縁団体重視は戦前の隣組復活の恐れないか?』(Eさん)『公共施設再編方針で公民館廃止が出たが(社会)教育を受ける権利の侵害だ』(Fさん)~などなどである。

■フォーラム終了後4時半から第4回審議会が開かれ、フォーラムでの市民意見への対応方を協議した。重要な指摘・意見があるのでこれらに対する見解のまとめで時間を費やした。その後9時まで素案の整理に入ったが時間が足りない。この状況では予定である4月中のパブリックコメント手続きは無理である。6月議会上程も先送りが事実上決まった形だ。さて次回第5回審議会を4月22日と決め、それまでに更に素案の文案修正を各委員が分担して持ち込むこととした。それでどこまで調整可能か否かはわからないが、ともかく事務局任せでなく自分たちで文章を書き込もうとなったのは大いに前進だ。

■フォーラム会場で質問の「シビルミニマム(の再定義)論」のとき、武藤教授が「実はシビルミニマム論の松下圭一(法大名誉教授)の門下生である」と言ったことにものすごく興味を覚えた清水でした。審議会休憩時間には松下の「社会教育終焉論」や「教育委員会解体論」(穂坂邦夫前志木市長)の話題も出た。しかし、この基本構想審議会も含めて狛江の分権改革論のお寒い現状を松下門下生・武藤教授(審議会会長)はどのようにお考えなのだろうか?

■基本構想・基本計画改定とは劣化した政策制度を政策主体である市民が修正・政策開発する絶好の機会であるはずであり、それに抵抗する現状維持・前例踏襲・既得権益擁護の現市政・職員、それにお任せ民主主義・要求型民主主義者の市民との激論は避けられないはずである。その覚悟がなく、もし「居眠り自治体」(松下)の行政に屈服するなら、スケジュール管理のコンサルでしかなくなりますよね。

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■第5回基本構想審議会
4月22日(水)PM6時・市役所

■こまえ地方自治講座(基本構想を考える)
5月2日(土)PM2時~公民館講座室

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2009年04月06日(月)15:14

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