« 基本構想フォーラムに30人 | トップページ | 狛江の第二期市民革命が自治基本条例 »

2009年4月18日 (土)

自治基本条例とは何か?

■しばらくのお休みで恐縮です。年度替りもあり一休みの時間を利用して基本構想論議の最大テーマだと思っている「自治基本条例」の有り様を探っています。狛江では一向に議論が始まらない自治基本条例ですが、近隣では多摩市(平成16年)三鷹市(平成17年)が先行していますよね。そこで私的には多治見市(平成18年)が一番優れものだと思っていますが、直近では今年3月流山市(千葉県)がこれまでの約100自治体の施行を踏まえて相当練られた内容(議会基本条例も同時議決)となっているように思います。

■ナゼ自治基本条例かですが、地方分権で対等な政府となった自治体の憲法を制定することは自らの政府の設置を宣言することであり、その政府に市民が守らせる市政運営のルールを定めることなのですよね。そのことで興味ある提言を行っているサイトに「自治体総合政策研究所」(石井秀一)があります。自治体職員も経験しているので実践的でもあり、憲法原理を踏まえた説得力ある「市民と職員のための自治基本条例読本」は分かり易さもお薦めです。

■その石井さんが強調していることに、市民と地方政府の信託(契約)関係の明示であるべき自治基本条例における自治の主体・主権者としての「市民の定義の混乱」についての指摘は大いに考えさせられました。ところで自治のあり方のルールといえば我が狛江市でも「市民参加・協働条例」(平成15年)がありますよね。なぜ市民参加条例ではダメなの?っていうこともアプローチの仕方のひとつですよね。

■そのことで言えば私的には、行政への参加論や「パートナーシップ論」(行政との協働ルール)が「参加疲れ」(市民参加審議会総合評価)をもたらしているだけでなく(今日的には)市民の自立を阻んでいる元凶ではないかという素朴な疑問がムクムクと頭をもたげている今日この頃のですが、皆様におかれましては如何でしょうか?

■自治基本条例をめぐってはまたの機会にしますが、次回基本構想審議会に向けて各委員が分担しての文案づくりの清水分の「行財政運営の目標」に関する文章は以下のとおりです。

========================

2 行政運営に関する目標
①簡素で効率的な行政
 人口減少・財政縮小の時代を見据えて、市民でできることは市民が担い、市民と行政の協働を進め、行政は行政にしかできない機能に集中して、簡素で効率的な行政をめざします。職員定数の適正化、民間活力導入、公共施設の再編成、長期財政計画策定など行財政改革を進め、財政の健全化を果たします。また成熟社会での市民ニーズの多様化に対応し、行政評価制度や成果重視の行政管理システムを充実させて、市民満足度の高い狛江市を実現します。
②変化に対応できる自治体経営
 少子高齢化、情報化、グローバル化など社会環境の変化や地方分権による権限委譲と自己決定権の拡大により、地方政府としての自立が問われています。組織の戦略的配置や情報システム活用を図り、トップマネージメントの強化、市議会改革、職員の政策能力の向上を進めます。また地域の資源を的確に活用し、持続可能な地域社会づくりを進める戦略本部としての自治体経営を確立します。他の自治体との広域連携を図り、都や国へ分権改革を働きかけます。

========================

*********************************************

■第5回基本構想審議会
4月22日(水)PM6時・市役所

■こまえ地方自治講座(基本構想を考える)
5月2日(土)PM1時半~公民館講座室

**********************************************
2009年04月18日(土)16:11

|

« 基本構想フォーラムに30人 | トップページ | 狛江の第二期市民革命が自治基本条例 »

自治基本条例」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 自治基本条例とは何か?:

« 基本構想フォーラムに30人 | トップページ | 狛江の第二期市民革命が自治基本条例 »