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2009年6月20日 (土)

基本構想・基本計画と議会と審議会

■6月市議会を一部だが傍聴した。一般質問(11日)と総務文教委員会(18日)である。総務文教委では基本構想中間答申(7月1日パブリックコメント実施予定)が報告されるので議会の反応を見たかったからである。平林政策室長より中間答申の概略説明があり、パブコメと最終答申と議会上程についての質疑では、パブコメ後の審議会(8月)での意見調整を経て、「できるだけ充分な議会審議のため」9月議会に上程したいとの発言があった。

■吉野市議(ネット)から、基本構想の審議会(総合基本計画審議会)を傍聴してみて、そのあまりの行政主導ぶりに唖然としたこと。審議会の構成が学職(有識)委員中心にも関わらず、『基本構想も知らなかった』など「学職」の役割を疑われる状況が見受けられたこと。「学職」の議論を掘り起こし、コーディネートすべき役割が果たされていないのではないか。(学職)委員長も行政スケジュール優先だ。等々市民参加が担保されたと言えない基本構想づくりそのものへ疑問が投げかけられた。

■正木市議(民主)からは、そもそもナゼ時代遅れの「20年構想(と基本計画)」に固執するか。20年後には「構想」は化石になってしまうではないかと痛烈な批判があった。その上で特別委員会の設置による慎重審議の姿勢を示した。田口議員(自民)からはパブコメ前に審議会議事録はすべてHPにアップさせるよう、審議会資料もダウンロードできるよう準備せよとあり、続いて基本計画審議(分科会)参加市民が公募枠25名中12名とはどうしたことか、追加募集せよと発言。平林室長の「検討する」旨答弁があった。

■ところで、基本構想の実行計画である基本計画づくりだが、当初の市の策定方針では6月議会で基本構想議決後に、総合基本計画審議会の基本計画分科会として50名規模の参加市民による議論が始まる予定だった。確定した基本構想をふまえて基本計画が議論されるのがスジだからとの考えからだった。ところが、基本構想は早くて9月議会中の議決にもかかわらず、応募した市民を含めた基本計画審議は6月29日(月)からスタートさせるスケジュール(8月まで4回)が先日送信されてきた。

■これは当初から言ってきたとおり4回4ヶ月で6月議会上程などムチャクチャなスケジュールを組んだツケなのだが、基本計画も本年12月までに上げたいとすれば審議に突入せざるを得ないと言う矛盾なのである。(だから基本構想議決は来年3月議会上程をと口を酸っぱく言って来た)さてここで問題は議会が構想とどう向き合うかどう料理するかである。基本構想なんて所詮抽象論のお飾りナンだから(それにセンキョも忙しい)適当でいいよとなればそれまでだが、20年を10年に短縮したリアルな構想に修正するとか、傍聴席で一緒だった議長経験者のように「『自治のまち』ってナンだ?自治の定義も出ていないではないか」とか、徹底審議が特別委員会等で行われれば、極論だが長引くことや否決と言う自体すらありうるハナシである。

■だから、「構想の議会審議を無視して下位計画である基本計画審議を先に進めるとは何事か!議会をナメンナヨ」という議論が出てきはしませんか?そこのとこをどう説明するの?と政策室に振ったところ、「構想が修正されればその時点で基本計画も調整する」との意向だ。時間がないから(行政スケジュール上)背に腹は変えられないってところか。(続く)
2009年06月20日(土)07:36

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