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2009年6月 8日 (月)

『市民と職員のための自治基本条例読本』

■6月6日(土)の「地方自治講座」には初参加の市議を含めて8名で開催。基本構想(基本計画)改定をめぐる状況について意見交換の後、基本計画論議に平行して、この機会に狛江市における自治基本条例づくりへの下準備を当講座で進めていきましょうということになりました。その第一歩の学習が『市民と職員のための自治基本条例読本』の読み合わせでした。すでに紹介済みですが、「自治体総合政策研究所」(石井秀一)のサイトに連載されているものです。石井さんには活用させていただきますとご挨拶しておきました。

■その『自治条例読本』は現在まで「その7」となっていますが、6日の講座では「その1」を読み合わせしました。はじめに自治基本条例とは何かを理解する上で「自治基本条例とまちづくり条例の混同」を「箕面市とニセコ町の条例の差異」など具体例を引いての説明がありました。狛江市でも存在する「まちづくり条例」はあきらかに「宅地開発指導要綱」を発展させた土地利用規制(政策)などハードな市街地形成を市民参加で行うというものですが、自治基本条例第一号と言われる「ニセコ町」の「まちづくり条例」は違います。「住民自治=まちづくり」との解釈を前提としているのです。

■石井さんが指摘するのは、そのニセコが最初に自治基本条例を「まちづくり基本条例」としたために誤解が広がり、まちづくり条例との折衷型が横行するようになったと言うことです。とまあざっとこんなことから『読本』は始まりました。その石井さんも言っているように、自治基本条例の理解と条例づくりのためには、基本的な立法技術(法政執務能力)が必要です。つまり法律用語や最低限の自治体運営に関する知識が前提ですから「素人の市民」ではダメです。学習が必要なのです。

■基本構想づくりの審議会でも用語の定義(「市民」や「自治」)が問題となったときに「私たち公募市民もそういう難しい知識がなければ構想づくりに参加できないのでしょうか?」と言った方がいたけど、市民が成熟しなければ行政をコントロールできませんよね。ともあれ、いよいよ「自治基本条例読本」の学習をこれまでの月イチからスピードを上げて可能な限り(会場確保)月2回を目指したいと思います。是非皆様ご都合つく日においで下さい。

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今後の地方自治講座の予定(中央公民館)

■7月4日(土)午前・第3会議室
■7月18日(土)午後・第2会議室
■8月1日(土)午後・第2会議室

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2009年06月08日(月)12:21

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