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2009年8月30日 (日)

「私たちのまちの地方分権」

■今日は投票日。朝日新聞「にっぽんの争点」では公明党幹部の弁として『いちど政権交代ええじゃないか』の「平成版ええじゃないか運動だ」だとのボヤキを紹介していました。さすが選挙上手(?)の公明党ならではの的確なコメントだと関心してしまいました。また4年前のコイズミ「郵政民営化」ワンフレーズ(シングルイシュー)選挙の裏返しだとも言われていますが、昨日狛江駅頭で最後のY候補の地味な政策中心の演説を聴いた限りではそんな熱狂はあまり感じられなかったのですが、・・・?ともあれ、日本の民主主義の歴史的な転換点とも言われる総選挙への皆様の選択は如何でしたでしょうか?

■昨日午後の民主党の駅頭演説の前には、いつもの第17回地方自治講座を10名(市議1名を含む)の参加で開催。そのテーマの1つが「民主党政権と地方分権」でした。東国原宮崎県知事や橋下大阪府知事のお陰で地方分権が争点の1つに浮上したのは良かったし、国と地方の協議機関設置などで分権改革が、民主党政権誕生(?)もあって格段に促進されることが確実になった。しかし、ソレッテ私たち地方自治体と市民生活にどんな影響があるの?っていうレベルの実感の世界では「分権」はまだまだ想像力の外にあることが講座でも再認識されました。

■私的には民主党政策集INDEX2009から「分権改革」や「文部科学」の項を引き合いに出し、「教育委員会廃止(解体)論」や「学校理事会制」「学習指導要領の大綱化」などは分権改革の(分かり易い)事例だよねといったつもりですが、皆さんあまりピンとこなかったようです。一方「ひも付き補助金を廃止し一括交付金とする」政策についても、現行交付税制度とドー違うのか?(「教育」「福祉」等々分野別に一括して交付するらしい)が詳しくは不明だねといったハナシからそもそも地方が自由に使えるお金の原資である地方税の仕組みってドーなっているのでしょうねといったハナシへ話題は拡がったりしました。

■そもそも地方分権は今地方分権改革推進委員会で審議中ですが「税源移譲」「事務事業の市町村への移譲」「権限委譲、法律による国の関与・義務付けの廃止・縮小」「二重行政の解消による簡素・効率化」などの改革フレームをトータルに見渡せなければ具体的な自治体と市民生活の姿は浮かび上がってこないのかも知れません。それがワタシラの分権改革論議の現状なのです。しかしこの秋(年末?)民主党政権によって地方分権推進計画と新地方分権一括法が提案されることは確実なことなのです。

■政権交代(?)によって分権改革も大きく揺れ動こうとしているその最中に、私たちのまちの基本構想・基本計画づくりが進んでいますが、となれば益々「地方政府」としての自立へ向けて戦略的なまちづくり計画と自治の仕組み・行財政改革が問われてきます。9月議会では基本構想案が総務文教委員会で審議されるが果たしてそうした骨太な議論が行われるでしょうか?また我が基本計画市民分科会(第1分科会―まちづくり原則・行財政)のワーキンググループでは次回(9月15日)「自治基本条例」が初めて議題に上るなど基本構想審議と並行して中身(基本計画)の議論に入っています。地方分権改革のハナシに戻すと、未だ霞の中の「分権型社会」の有り様を「わたしたちのまち(狛江)」の姿として可視化する作業が本格的に必要になってきていると思いました。自治基本条例論議の始めの一歩を踏み出した「地方自治講座」の次のテーマとしてその作業の方法論を考えたいと思います。(次回の地方自治講座は9月19日(土)午前・中央公民館)
2009年08月30日(日)18:42

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