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2010年10月26日 (火)

狛江市市民活動支援センター開設準備委員会

■日曜日には「ボランティアのつどい」といって社会福祉協議会・ボランティアセンターの主催するイベント(あいとぴあセンター)に私の勤める「NPO法人ハンディキャブこまえ」も参加し、地域福祉を担うボランティア・NPO団体・各種福祉施設の仲間たちとの交流を楽しみました。実はこの日に、同時刻で市民協働(市民公益活動)の実践(新しい風補助金等)を検証するフォーラムが「市民参加と市民協働に関する審議会」の主催で開催されたのですが(中央公民館)残念ながら行けませんでした。

■と言うのも、明日(27日)から始まる「市民活動支援センター開設準備委員会」を前に現場をのぞいてみたかったからでした。さて当「支援センター」ですが、狛江駅北口駅前に建設予定の公共施設の一部として平成26年に開設が予定されているものです。4年先ですからノンビリしたハナシですよね。あらためて資料を読み返した「多摩市NPOセンター」は2000年(平成12年)に開設していますから遅れること14年という事になりますね。ただし後発組は先発組の実験を踏まえて良い制度設計が可能ではありますよね。ただし先発組から学ぶ意欲があればのハナシですがね。

■私らは今、自治基本条例制定という壮大なプロジェクトを進めようとしています。(ところで11月5日から始まる「公民館の自治講座」への応募まだの方は是非エントリーして下さい)その自治基本条例とは何かを深めるためのキーワードは「参加・協働を疑ってみよう!」です。平成15年の「狛江市市民参加・協働条例」は当時は輝いて見えたものの、すでに「民主主義(自治)の実感」を持てず制度疲労・劣化しています。

■NPOの権威(?)である山岡義典教授(狛江市在住)は「狛江の参加・協働はまだ道半ば」(基本構想審議会)とそこを認めたがりませんでしたが、「参加」は限定つきであり、「協働」の実態は行政によるNPO の下請け化が目立ちます。そこであらためて「(行政による)NPO支援の功罪」(月間自治研・2004年4月号)のシーズ事務局長・松原明論文や、石井秀一・自治体総合政策研究所の「今や意味不明となった協働」論などに目を通し、また元祖・自治基本条例のニセコ町例規集から「協働」の文字が消えたことの意味を噛み締めるなど頭の準備体操をしています。

■参考までに当該委員会に応募したときの作文をコピーしておきます。といったワケで頭の体操のためにトホホ日記の少しづつの再開です。

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「狛江市市民活動支援センターに期待すること」
(支援センター開設準備委員会市民委員・応募原稿)
平成22年(2010年)7月20日 

■平成15年「狛江市市民参加・協働条例」と平成16年「狛江市市民参加と市民協働の推進指針」にもとづき、「市民公益活動団体の活動支援」の一環としてセンターの設置が掲げられ、平成19年8月には「狛江市市民活動センター設置検討委員会」が設置され、平成19年9月に委員会最終報告書が市長に提出されました。またその報告書を踏まえた「狛江市公共施設再編方針」が平成21年12月に定められました。

■私は「支援センター設置検討委員会」に公募で参加し、議論に加わってきました。(私用のため平成19年5月に辞職)その報告書に記された「他の公共施設との複合施設」「床面積500㎡」との希望は、公共施設再編方針をめぐる関係者間の議論の末、「三角地」に落ち着き、平成24年~25年にかけて整備される工程表となりました。またその間、「支援センター準備室」を市民センターに開設するとの記述(公共施設再編方針)もありますが詳細は不明です。

■実は「検討委員会」の議論でも申し上げてきましたが、公共施設再編を巡る中央公民館利用者側との「対立」に象徴的に現れたように、未だ市民の中では、市民協働の推進のための「市民公益活動団体」の支援に特化したセンターの設置の意義を充分理解されていない現実があるように思います。私見ですが、公民館の「地域の諸課題解決のための学習拠点」という性格を一歩進めて、地域の課題解決のためのミッションである「市民公益活動」の醸成拠点が「支援センター」の役割だと思います。

■支援センター開設にあたっては、そうした生涯学習(社会教育)と「市民協働・公益活動」推進の役割分担・協力関係の議論をもう一度再整理しておく必要があるように思いますが、もう1つは、私自身も(NPO役員として)関っているNPO関係者間の意見交換を蜜にして「支援センター」へ主体的に参加してゆくような環境整備を進めることが必要だと考えます。行政が用意してくれた箱物に受動的に参加するというのではなく、NPO(法人格の有無を問わず)間のネットワーク機能こそ同センターの核心であり、従って主体的に関ることを通じて、始めて市民公益活動のステージアップの実現可能性が担保されてくると考えるからです。
以上

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