« 参加協働審議会へ意見書 | トップページ | 漂流する市民活動支援センター »

2011年9月12日 (月)

セレモニーの条例改正フォーラム

■1昨日のブログにコピーしました「改正問題意見書」をお読みになれば、ワタシラの見解(といっても研究会としての意見ではない)がお分かりいただけたかと思いますが、ざっくり昨日のフォーラムの様子をレポートしておきます。市民参加経験者への役所からのお誘いのお手紙で、何かありそうねと参加した方々を含めて、約40人(内、審議会関係者10名)が参加した。壇上にずらり審議会関係者が並び、ちょうど政府のやるタウンミーティングの雰囲気。審議会側の報告と説明30分、質疑に15分、グループミーティング20分、ポストイットの意見の公表10分、会場との意見交換20分、以上終わり。

■「フォーラム」自体を否定しないし、参加条例改正というテーマに取り組みますよというメッセージにはなったと思う、ただし、この程度のセレモニーで市民の意見を聞いたなどと言わないでほしい。冒頭の山岡義典・審議会会長の挨拶にもあったように、参加条例10年の改正で、あらためて当事者である参加協働を経験した市民からの総括論議を巻き起こし、より本質に迫る改正課題の抽出につなげなければならないからです。すでに事務局整理として8項目の課題が今般改正の中心部分を占めており、それはワタシらからみればホンの微調整の範囲でしかない。(だから会場からもナニを変えたいのか分からないと発言が出た)自治基本条例との棲み分けを含めて、参加条例それ自体としてもその精度を最高レベルである「住民によるコントロール」(Arnsteinの「市民参加の梯子」)まで迫ることを目標としなければならないと考えるからです。

■少ない質疑時間の中で、ワタシや自治研のメンバーの意見は伝えきれたとは思えないが、(だから意見書を提出した)会場でのOさんの「基本計画市民委員の挫折」発言がクローズアップされました。Oさん達は(ワタシも)基本計画(22年3月)策定市民委員として「まちづくり行財政分科会」で、山岡座長の下に、財政再建目標を始め、施策目標数値の設定などをスッタモンダの末、作成し、それを総合基本計画審議会も了承し、市長へ答申された。しかし、その答申内容は行政によって、数値目標の下方修正をふくめて大幅に修正された計画として公定化された。その間市民委員にはなんらの説明もなく、多くの市民委員の怒りを買ったという問題でした。

■答申の尊重義務はあるが、最終的な行政計画の策定権は(選挙で選ばれた)首長にあるのだからやむをえないとする山岡会長の答えだったが、問題は、以前、「公共施設再編検討委員会の市民委員4人の反乱」として伝えたように、「市民の意見反映」に限定された、現行参加条例自身の問題である。だからアーンスタインの梯子のハナシにもなるのですが、公共施設検討委員会メンバーだったKさんが言った「委員長は市民が握らなければならない」に基づいて審議会等の運営原則(基準)に市民委員過半数規定が必要なのです。その上で、委員会審議会開催にあたり、行政との協定により、答申尊重規定(内容変更の場合の措置等)を結ぶなどが考えられます。
■その他、Iさんから「議会への参加はありえない」とする飯田委員発言にも「許せないアナクロ発言だ!」として「議会への市民参加」が狛江では不充分であり、改正課題に載せるべきとする発言もあったが、山岡会長の答弁は「議会への参加は担保されている」「選挙が市民参加の最たるもの、投票率の低さが問題」と問題に正対したものではなかった。

■とまあ、この程度の範囲の議論で終わるのは想定内のことでして、もとより「自治基本条例の検討と関連しての参加条例見直し」の難題に対する答えも山岡会長はスルーしたが、さてワタシラ自治基本条例研究会メンバーからの様々な意見への対応を含めて、意見書でも要請しておいたが本格的な市民とのキャッチボールが審議会に出来るか?注目したいですね。

|

« 参加協働審議会へ意見書 | トップページ | 漂流する市民活動支援センター »

参加協働条例改正問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: セレモニーの条例改正フォーラム:

« 参加協働審議会へ意見書 | トップページ | 漂流する市民活動支援センター »