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2012年2月19日 (日)

漂流し続ける市民活動支援センター

■11月以来閉店していた「市民活動支援センター開設準備委員会」の第10回委員会が2月17日(金)に開催された。欠席は笠井委員、羽田野委員、傍聴者1名(Sさん)。さてご承知のとおり、三角地複合施設建設がデッドロックに乗り上げ、活動センターの見通しが立たない状況の中、開設準備作業をとりあえず休眠せざるをえず、その間、北口市民の会(正式には「北口問題を考える市民の会」)等との折衝努力の上、新年度予算に施設建設実施設計予算を計上できるか否かがターニングポイントであり、可能であれば開設準備委員会を再稼動しようよねと言う中でのこの次期の開催だったのである。

■結果は恐れていたとおり、北口の会に「白紙撤回が前提でなければ話し合いはしない」と拒絶され、結局予算計上見送りの事態(「苦渋の選択」水野企画財政部長)に。あ~あ、こうなることは百パーセントわかっていたのにね。呆れてモノも云えないとはこのことである。ヤル気を感じられない担当課や企画財政部長もさることながら市長はドーしちゃったのかしらね。ここで議論は、「だから活動センターも含めて市民世論に支持されていない現実を直視しようよ(代替策も考えるべき)」(清水)、「我々が打開策を考える立場にない。行政の施設建設を待つ以外ない」(安藤委員長)と、再び堂々巡りの蒸し返し議論。正直疲れた。(そもそも「北口三角地問題」ってパンドラの箱と云うかブラックボックスなのよね)

■過去に何回も云い続けたけど、そもそもワタシラNPO関係者自身の問題として、役所にオンブにダッコの活動センター開設(箱物ありき)を、アングリ口を開けていればという態度こそ、結局「下請けNPO」に堕落する道ですよね。だから自ら動いて(安藤雄太委員長の采配でその議論は封殺されてきた)「公民館との二重投資論」を払拭する活動センター論を構築しなければならない。そのために開かれた議論の場(相談会)を昨年11月1日にNPO連絡協議会有志呼びかけで行なってきた。それこそ「アドボカシー(課題解決提案)」機能だからである。

■その相談会での活動センター論は「多様な活動グループが刺激しあって」「役所に働きかけ」「住民自治を実現する」(地域課題解決のための)のコーディネート機能こそセンターの意義であり、だから役所に任せるのでなく「NPOの自主運営」が望ましい」(11月3日ブログ参照)と言うものであり、私の言葉では「(課題解決学習の)公民館の進化系」である。だから「公民館も市民活動センターも欲しい」と言ったら二重投資批判とタテ割り行政批判に耐えなれないのです。

■言い換えれば、市民が市政・行政を主権者としてコントロールすることが可能な力(自治力・市民力)をつけるためですよね。(市原市議流の言葉では「第二の市役所だ」)だから、ハッキリ云って役所側にとってはモチベーションが低いとユーカ、別にセンター開設を急ぐ理由はない。このところの対応をみればサボタージュかとも思えなくないのはソコに原因があるのかもしれない。

■余談めくが、当日の委員会で思わず出た言葉に自分ながら反芻している。「狛江の(まちづくり)市民運動の歴史そのものである北口市民の会に理解されない市民活動センター建設ってナンセンス」であり、その北口の会が様々な理由があるが、市民活動センター建設に立ちはだかっている構図こそ「活動センター」のプレゼン不足の結果でもあることを噛み締めなければならない。

■結局、ほとんど打つ手のないお手上げの企財部長と、役所の露払い役で良しとする(狛江の市民運動に関係ない部外者の)学職委員長等により、ナンの精算もなき再休眠が決まっただけのトホホすぎる開設準備委員会だった。

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