原発国民投票

2012年2月29日 (水)

「直接請求を成功させる会・狛江」のお知らせ

「直接請求を成功させる会・狛江」のお知らせが届きましたので紹介させていただきます。

■署名活動最終結果について
狛江市 2月20日仮提出 4594筆(有権者7%)東京都(府中、八王子、三宅島除く)2月27日 33万筆(有権者3%)

■今後の活動
4月3日東京都へ本提出、5月都議会の議題に
都議への働きかけ(地域都議・尾崎大介、遠藤衛)
2月29日学習会「都民投票のココロ」(宮台真司) 

■DVD学習会「放射能内部被曝から子どもを守るために」「都民投票のココロ」「原発ほんまかいな」など上映
3月15日(木)13:00~15:00 中央公民館 視聴覚室
3月19日(月)10:00~12:00 中央公民館 和室
4月15日(日)10:00~12:00 西河原公民館 和室

■駅頭報告の予定
3月1日(木)11:30~12:30狛江 
3月5日(月)11:30~12:30狛江 
3月6日(木)18:00~19:00狛江 
3月10日(土)11:30~12:30喜多見  

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2012年2月10日 (金)

「原発投票署名30万人見通し」

今日(2月10日)の朝日新聞が以下の記事を伝えています。

「原子力発電所の是非を問う住民投票の実施を目指して東京都で昨年12月から続けられていた署名集めは9日、2カ月の期限を迎えた。集計を進めている市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」は記者会見を開き、集まった署名は最終的に30万人分に達するとの見通しを示した。
 住民投票を実施する条例制定を都知事に直接請求するためには、有権者数の50分の1の署名(21万4236人)が必要。グループでは、選挙管理委員会による審査で無効分の署名が除かれても、有効署名は必要数を上回り、直接請求が実現できるとみている。

 署名集めは昨年12月10日に始まった。事務局の説明によると、8日現在の集計結果は26万94人分。9日に集めた分と未集計分で約4万人の上積みが予想されるため、30万人に至るとしている。事務局長でジャーナリストの今井一さん(57)は「事前に厳しくチェックしており、無効は出ても15%程度。請求に必要な署名は確保できる」と話している。
 署名簿は今月20日までに区市町村の選挙管理委員会に提出する。ただ、市長選・村長選と署名集めの時期が重なった府中、八王子、小金井の各市と三宅村では署名集めを続けることができるため、グループでは八王子市の期限の3月24日まで4市村で活動を継続。選管はこれらの分の提出を待って審査を始めるため、審査結果が出るのは4月中旬になる。

 審査で有効署名が必要数を上回ったと認められれば、直接請求ができる。知事は請求から20日以内に賛否などの意見書を添えて条例案を都議会に付議。投票の実現には都議会で過半数による可決が必要になる。
 グループでは、それぞれ東京電力と関西電力の大株主である東京都と大阪市で署名集めを展開した。両都市の住民が投票を通じて原発稼働の是非を明確にすることで、知事や市長が電力会社に投票結果を経営に反映するよう働きかけることを目指している。1月9日に期限を迎えた大阪市では、必要数の4万2673人分を上回る5万5428人分の署名が有効とされた。14日に橋下徹市長に条例制定を請求する予定だ。(宋光祐) 」

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2012年1月31日 (火)

原発都民投票直接請求運動あと10日間

「直接請求を進める会・狛江」の追加スケジュールです。

1昨日の日曜日には午前10時から3時まで狛江駅前に寒風の中、入れ替わりにお手伝いの方々が署名活動に参加。約100名のご署名が集まりました。
しかし東京全体では22万筆の当確ラインに遠く届かない14万筆だそうです。
署名活動期間はあと10日間です。駅前活動が追加されました。

1月31日(火) 12:10~13:10 狛江駅
2月1日(水)  11:30~12:30 狛江駅
2月2日(木) 11:30~12:30 狛江駅
2月4日(土) 11:30~13:00 喜多見駅
2月5日(日) 11:00~15:00 狛江駅
2月8日(水) 11:30~12:30 狛江駅

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2012年1月30日 (月)

「原発住民投票 意思表示へ扉を開こう」

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう(東京新聞社説 2012年1月30日)

 原発の是非を問う住民投票を実現させようという東京と大阪での運動に注目したい。命や暮らしを左右しかねない原発政策が住民不在のまま進められてきた。そんな不条理への抗議行動でもある。

 原発を動かすのか、止めるのか。自分たちで決めようと呼び掛けているのは、市民団体「みんなで決めよう『原発』国民投票」。東京都と大阪市で住民投票のルールとなる条例づくりをそれぞれの首長に求めようと活動している。

 福島第一原発の事故がもたらした放射能汚染は、原発が立ち並ぶ福島県をはるかに越えて広がった。関東一円の住民は、生活環境の除染や、食品や水の安全確認に生涯にわたり追われる羽目になった。

 一方で事故原因の究明も、健康への影響の見極めも、損害賠償もままならないのに、国は収束を宣言した。定期検査で止まった原発の再稼働や原発プラントの海外輸出に血道を上げているようだ。

 こんな矛盾に直面しても、原発政策の決定は、国と電力会社、立地先の自治体のみに委ねられている。普通の住民にとって意思表示の場は用意されていない。

 東京都が東京電力の、大阪市が関西電力の大株主であることを踏まえ、まずこの電気の二大消費地で住民投票を試みる意義は大きい。電気の消費者として、“間接的な株主”として住民には一票を投じる資格があるだろう。

 条例づくりの直接請求には有権者の2%の署名が要る。大阪では一カ月の署名期間にそれを大幅に上回る六万一千余りを集め、市選挙管理委員会が審査している。

 脱原発依存を掲げて市長選に勝った橋下徹市長は、民意はとうに示されたとして住民投票には後ろ向きだ。しかし、住民投票の結果は市長が交代しても消えない。その重みを忘れてはいけない。

 片や東京での署名集めがはかどらないのは気掛かりだ。首長選がありずれ込んだ四市村を除き、二カ月の署名期間は二月九日に締め切られる。それなのに、必要な二十一万四千余りのようやく七割ほどに届いたばかりだ。

 意に沿わない結末を予想しておじけづく心情も分かる。だが、こんな機会に一歩前へ踏み出さないと、またぞろ原発政策の傍観者でしかいられなくなると思う。

 史上最悪レベルの事故が起きたのだ。反対派であれ、賛成派であれ、もはや内輪で気勢を上げて済ませている場合ではない。未来の世代のためにも声を上げたい。

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2012年1月25日 (水)

ナゼ原発都民投票直接請求がピンチか?

あと半月(2月9日締め切り)の署名運動がピンチなのは朝日新聞などが伝えている。なぜかその1つが原発反対勢力の中のネグレクトがある。そこでその問題を解くカギがここにある。

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なぜ僕たちは、「原発」住民投票の請求代表者になるのか。
山本太郎×今井一 対談
(2011年12月1日 ダイヤモンド・オンライン)
(中略)
「住民投票」とか「国民投票」っていうのが
一番スマートな脱原発の方法じゃないか

山本:今井さんは、「原発」大阪市民投票のほうの請求代表者に。
今井:そう、大阪市民やからね。でまあ、直接請求の代表者を務めるなんていうのはお互い初めてなんですが、この役を引き受けようと考えたのはなぜですか?
山本:原発を止めるためだったら何でもやりたいと考えて、今まで僕はいろんなとこで、デモ、集会、座り込みなんかで脱原発を訴えたり、抗議行動をやったりしてきました。だけど、やっぱり「住民投票」とか「国民投票」っていうのが一番スマートな脱原発の方法じゃないかと思うんですよね。議員任せ、政府一任じゃなくて、僕たち主権者みんなで議論して投票で決める。それで、結果責任もとる。すごくわかりやすくて公平じゃないですか。
今井:ただね、脱原発の人たちからよく言われるんだけれども、日本国民はアホで愚かだから、住民投票や国民投票なんてとんでもない。絶対に負ける。だから、お前は余計なことを仕掛けないでじっとしておれって、残念ながらそういう異論や批判を反原発グループの人たちから結構もらってます。
山本:それ、ほんとに脱原発の人ですか? 信じられへんなあ。
今井:いや事実です。その証拠に。私たちが東京と大阪でやろうとしている「原発」都民投票、「原発」市民投票の受任者(署名集めを担う有権者のこと)があまり集まらないじゃないですか。毎週毎週あちこちで何千、何万人が集まる脱原発の集会をやってるのに、そこに来てる人たちはみんな直接請求の受任者になろうとはしない。「原発」推進派の人たちが、このままの政権、国会だったらこそこそっと再開・稼働できるのに、負ける可能性がある住民投票なんてやらせたくないと考えるのはある意味当然だと思うけど、脱原発派の多くの人たちがそっぽを向いてるのがとても残念です。
山本:それは一回勝負やと思ってるからでしょうね。僕はね、最初は勝っても負けてもいいと思ってるんです。勝って脱原発ができればこれは最高。でも、万が一負けても、それはそれで受け入れたいと思ってるんです。もちろん脱原発の運動は続けますけどね。まずは一回、国民投票なり都民投票をきちんとやって、何か重大なことがあった時、そういう機運が盛り上がった時に、大事なことだから必ずみんなで決めようぜということの前例になればいいと思ってるんです。そういう習性をつけさえすれば、一度まちがった選択をしたとしても、長い時間の中では必ず賢明な判断がなされていく、生かされていくと考えてます。
今井:同感。僕もまったく同じ考えをしています。何を選択するかはもちろん大切ですが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのは決め方です。日本や人類史を左右するような原発の今後という重大案件を、いつやめるかわからない首相や市民自治を理解していない知事や市長に決めさせるわけにはいかない。そしてたどり着いたのが大都市での「原発」住民投票です。
 そんなわけで、太郎さんが東京都、私が大阪市の請求代表者を務める直接請求の署名集めを、いよいよ12月10日から始めるのですが、条例の制定つまり「原発」住民投票の実施を首長に求めるためには、東京では2ヵ月以内に23万筆以上、大阪では1ヵ月以内に5万筆以上の法定署名が必要です。労組などの支援を受けず、普通の市民が身銭を切り手弁当で頑張っています。なので、ぜひみなさんもこの運動を応援して下さい。よろしくお願いします。(了)

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2012年1月22日 (日)

「首都で住民投票を実現しよう」

今日の日曜日も昼から3人(絹山・市原・清水)で狛江駅に立つ。その後「統一行動」は2時から喜多見駅周辺で4時までが予定となっている。今朝の朝日新聞社説をコピーしておきます。

ー原発住民投票―都民の関心、示すとき 原発に、イエスかノーか。ー

 東京で住民投票をしよう。
 この署名活動が、いまひとつ盛り上がらない。
 呼びかけているのは、市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」。東京電力の大株主の東京都と、関西電力株を持つ大阪市に、住民投票を実施するための条例づくりを直接請求しようという活動だ。
 すでに1カ月間の署名期間を終えた大阪市では、請求に必要な「有権者の2%」を上回る、6万人あまりを集め、選管の審査を待っている。
 だが、東京では期間2カ月の3分の2が過ぎても、まだ必要な21万余の半分に届かない。
 この少なさは、どうしたことなのか。
 署名の趣旨は「原発反対」でも「推進」でもない。
 原発の是非を自分たちで決めるために、住民投票をしようというのだ。
 つまり署名の数は、関心の強さをはかる物差しになる。
 首都圏の電力は原発事故前、3割近くが原子力で賄われていた。その消費者の都民が、わずか2%の関心すら示せなかったら、福島県をはじめ原発の地元住民はどう思うだろう。
 一方では、関心はあるのに、どこで署名できるのかがわからないという人も多いようだ。
 東京の有権者は1千万人を超える。新宿駅前などに常設の署名場所があるが、隅々までは行き届かない。
 しかも、署名集めを担う「受任者」は、自分の住む市区町村の有権者からしか署名を集められない。こんな地方自治法の規定も、活動の壁になっているのは確かだ。
 リーダーの発信ぶりの違いも大きい。
 大阪の橋下徹市長は、住民投票そのものには懐疑的だが、市長選で「脱原発依存」を掲げていた。それで関心を持った市民も多かったろう。
 これに対して、東京の石原慎太郎都知事は「エネルギーをどうやって補給するかの設計図もない時点で、センチメンタルともヒステリックとも思える」と突き放すだけだ。
 だが、住民投票こそが、この「設計図」を市民がみずからの問題としてとらえ、考えていくきっかけになるはずだ。
 原発の行く末をみんなで考える。そのための住民投票をするには、もっと署名が要る。
 大震災を機に、エネルギー政策が根幹から問い直されているいまこそ、都民は消費者としてもの申そう。そのために、首都で住民投票を実現させよう。

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2012年1月17日 (火)

「主権在日米軍か!」

■今朝のソコトコ(文化放送)でも吉田照美が金切り声で吠えていた。今頃になって大手メディアが追認するようになっている政府・東電・原子力村(の大罪)の構造解明だけど、肝心な「大本営発表」「官報」と化していたメディア自らの反省は棚上げしたままですけどね。

「国会事故調は6月をめどに報告書をまとめる予定。この日の会合では、政府事故調や東電らの関係者に対する質疑をした。放射性物質の拡散を予測するSPEEDI(スピーディ)のデータをめぐり、文部科学省側が「公開は(昨年)4月末だが、米軍には支援をしていただくため3月14日に外務省経由で提供した」と説明。事故発生の3日後には米軍に伝えていたことを明らかにした。」(朝日1.17)

■政府の責任もそうだけど、東電幹部や保安院や原子力安全委員会の責任も国会事故調では徹底的に追求できるのでしょうか?特に原子力村の御用学者達にはあきれますよね。

「東京電力福島第一原子力発電所の事故時、中立的な立場で国や電力事業者を指導する権限を持つ内閣府原子力安全委員会の安全委員と非常勤の審査委員だった89人のうち、班目(まだらめ)春樹委員長を含む3割近くの24人が2010年度までの5年間に、原子力関連の企業・業界団体から計約8500万円の寄付を受けていた。朝日新聞の調べで分かった。」(朝日・元旦のスクープ)

■原発都民投票請求運動やっていて、色んな市民との対話が刺激となってより学習意欲が高まります。ただ次々にアマゾンの本代もかさむというワケですが・・・、「ヤクザと原発」鈴木智彦(文芸春秋)、そして私の友人である布施哲也・前清瀬市議の「福島原発の町と村」(七つ森書館)、ついでに「体制維新?大阪都」橋下徹・堺屋太一(文春新書)を注文した。今日は「こまえ派遣村」のお仕事で、年末に生活保護申請した路上生活だった方のアパート探しを市原市議とサポートする予定。


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2012年1月15日 (日)

「直接請求を成功させる会・狛江」

お正月は原発都民投票条例制定運動に没頭です。今日の日曜日は特別バージョンで11時半から13時半まで市原広子市議や絹山達也さんたちと狛江駅に立ちます。
ちなみに今後の予定を会の呼びかけチラシから抜粋しました。

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みんなで決めよう!原発稼動の是非

都民投票を実現するためには有権者の50分の1以上の署名が必要です。大阪市では規定の署名数を突破したという嬉しいニュースが入ってきました。
東京は2月9日までが署名活動期間です。狛江市では2,300人が目標です。現在、事務所にはその半分程度までしか届いていません。署名活動の日程を大幅に追加しました。残り約1ヶ月全力を挙げて取り組みましょう。

「直接請求を成功させる会・狛江」の当面のスケジュール(1月12日決定)
(署名をしてくださる方、署名簿を預かっている受任者の方、この時間帯においで下さい)

1月14(土)13:00~15:00 署名 スーパーいなげや
16(月)10:00~12:00 DVD上映 西河原公民館学習室2
18(水)11:30~12:30 署名 狛江駅
19(木)10:00~12:00 DVD上映 西河原公民館茶室
    18:00~19:00 署名 狛江駅
21(土) 11:00~12:00 署名 とんぼ池公園
    14:00~16:00 署名 とんぼ池公園
22(日) 14:00~16:00 署名 喜多見駅スーパーサミット
23(月) 11:30~13:00 署名 和泉多摩川スーパーヤヒロ
    18:00~19:00 署名 狛江駅
24(火) 10:00~12:00 DVD上映 西河原公民館学習室2
25(水) 11:30~12:30 署名 狛江駅
27(金) 11:30~13:00 署名 慈恵病院スーパーOK
29(日) 10:00~15:00 署名 狛江駅
30(月) 18:00~19:00 署名 狛江駅
2月 1(水) 11:30~12:30 署名 狛江駅
5(日) 11:00~13:00 署名 狛江市役所前(楽市)
8(水) 11:30~12:30 署名 狛江駅


「原発 ホンマかいな?」DVD鑑賞会(1月16日・19日・24日)
原発はエコ・安全・安い!けどそれ、ホンマかいな??
そんな疑問に小出裕章さん、崎山比早子さん、田中優さん他
著名専門家が答えてくれます。こちらにもどうぞおいで下さい。

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追伸
1月15日昼、狛江駅頭署名・3人で約40筆!
市原・絹山・清水のコンビによる署名運動、交替でマイクを握り思い思いの呼びかけを行なう中で、気温7度の寒さにもかかわらず多くの方が足を止めていただき、確実に原発やめたい市民の熱気が伝わってきました。このグループは次の日曜日(22日)も11時半~13時半に狛江駅で署名運動実施予定です。お手伝いの方、署名まだの方是非おいで下さい。

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2011年12月31日 (土)

お正月は原発国民投票・原発都民投票署名運動を!

■3.11大震災により福島第一原発はメルトダウンし、広島原爆の80発分もの放射能(死の灰)を東日本一帯に撒き散らしました。今後の健康被害は計り知れません。メルトダウンを隠し続け、SPEEDI(放射能影響予測システム)の予測結果を公表せず、飯館村などの避難行動を決定的に遅らせてしまったなど、政府官邸は機能せず、マスコミは東電・政府広報と化し、大本営発表を繰り返す「報道災害」(上杉隆)でした。年末、政府の「事故調査・検証委員会中間報告」はこれらのことを追認したものでしたが、原発過酷事故を想定外とした「原子力村の大罪」(小出裕幸・西尾幹二・佐藤栄佐久)を不問にした、官報複合体・記者クラブ共犯による「噴飯お手盛り報告」(日刊ゲンダイ)でした。

■しかし3.11大震災と福島第一原発事故は「原子力村」による安全神話と「原発のウソ」(小出裕章)にだまされてきた私たち国民を覚醒させました。そもそも原子力基本法に基づく「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」は国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告に沿って「年間1ミリシーベルト」が許容範囲と法定されているのに、福島で大騒ぎになって校庭利用の基準を見直したはずの「年間20ミリシーベルト」(現行法では「放射線管理区域」の値)を、再び持ち出し、今度は避難地域再編の基準(住める地域)とするなど相変わらず「ただちに健康に影響を及ぼす量ではありません」(枝野前官房長官)のウソの上塗りを繰り返しています。小出先生は「人体に影響のない程度の被曝なんて完全なウソで、どんなにわずかな被曝でも、放射線がDNAを含めた分子結合を切断・破壊する現象は起こるのです」と言っています。 

■「事故調中間報告」が如何にインチキ、デタラメかは、現地福島の佐藤栄佐久前知事が「本丸は東電ではなく経産省だ」(「原子力村の大罪」)で原発事故が不作為による人災であり、国家犯罪であることを詳細に暴いています。過去に2003年から2年間福島原発を稼動中止に追い込むなど、危険なプルサーマル計画(プルトニウムも燃やす)などを強要し、度重なるデータ改ざん事件、トラブル隠しの東電そして経産省(保安院)御用学者達の原子力安全委員会と徹底対決する過程で、政府(特捜)の冤罪事件で失脚(2006年)させられたのでした。ワタシ的に興味深いのは同じ「原子力村の大罪」で西尾幹二という保守派の論客が「脱原発こそ国家永続の道」を語っていることです。「核燃料廃棄物の最終処理が技術的に解決されていない以上、どんなに地中深く埋めても地殻変動で将来どうなるかわからない。国土は民族遺産である。汚染と侵害は許されない」と、持論の「商人国家路線批判」の延長線上で語っています。

■さて、フクシマ事故の影響は世界的でした。ドイツが脱原発を宣言し、イタリアでも6月に国民投票で9割が脱原発に投票しました。そこで日本の原発国民投票法制定運動についてですが、詳しくは「みんなで決めよう原発国民投票プロジェクト」http://kokumintohyo.com/という市民運動が母体です。こちらはホームページ上で署名が可能です。本年3月までに約100万人超の署名運動で国会に要求するというものです。各政党のこの運動への態度は不明ですが、昨年6月には「みんなの党」はすでに同様な「原発国民投票法案」を提出済みですし、民主党内には「原発国民投票議員連盟」も発足されています。もう少し詳しく知るために遅ればせながらプロジェクト代表今井一氏の「原発国民投票」(集英社新書)を注文しました。

■さて、一方、12月から始まった東京都(と大阪)で原発投票条例制定の直接請求署名運動(2月18日まで)は自治法上の住民投票制度を目指しています。その「原発都民投票」についてですが、私たち首都をカバーする東京電力の福島の二つの原発は地元福島県の脱原発宣言によりほぼ永遠に動かすことは出来ません。残りが新潟県柏崎刈羽原発です。そこで、東電管内の原発の息の根を止めるのが「原発都民投票条例」であり、その直接請求署名運動が年末から始まりました。地元狛江市でのお正月は署名運動の一ヶ月です。狛江市内では昨年末から「直接請求を成功させる会・狛江」の活動が始まっており、私も参加しました。お正月のスケジュールなどは、会のブログも立ち上がっていますので、見てください。(ライブドアとヤフ―)署名にご協力くださる方はご一報を。

■今年は、住民投票制度の制度化を含めて「地方政府」の自立に必要な「自治体基本条例」づくりの「自治基本条例研究会」活動を引き続き進め、「こまえ派遣村」「ハンディキャブこまえ」などのNPO活動に汗をかき、それらの拠点である「市民活動センター」の「開設準備委員会」活動にも力を入れるつもりです。

今年の皆様のご健勝を祈念致します。

〒201-0005 狛江市岩戸南4-27-8 清水信之
携帯090-5815-5761 (こまえ地方自治講座・主宰)
プログ『トホホ日記』で地方自治を耕します
http://shimi-nobu.cocolog-nifty.com/blog/

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2011年12月22日 (木)

年末年始の読書その2

■今日は府中の生活者ネットワークの事務所での「伊藤健一さんを守る会」の会合に参加してきた。今後詳しくご紹介するが、伊藤さんは多摩川衛生組合の職員で「平成10年の清掃工場稼動以来、狛江市と稲城市の有害廃棄物(蛍光管など)はその大半を焼却処分していた」などの「内部告発」を行い、度重なる衛生組合の不祥事への「報告書」も真実からほど遠いインチキな揉み消し工作だったことを明らかにした人である。原子力村(ムラ)の情報隠しほどではないが本質的には同じ構造が廃棄物行政を覆っている。

■詳しくは徐々に書くが、かって私自身が多摩川衛生組合議員や監査委員を経験したことを含めて、一部事務組合方式という特別自治体が住民の目が届かないがゆえに如何に杜撰であるか、公害や談合の巣窟であるかを実感してきた。だから役に立たないくせに「二重取り」していると言われた議員報酬の大幅削減を提案したがつぶされたなど苦い経験があった。その内部から勇気ある告発者がでたことを歓迎し、また弾圧から彼を守らなければならないと思う。ちなみに是非、ブログ「多摩川衛生組合清掃工場の不正」http://tamagawagomi.blog.fc2.com/?no=6をお読みいただきたい。

■さて、すでに狛江でも「原発都民投票条例」請求署名運動が始まっていますが、年末年始の読書に追加したのが、小出裕章(京大原子力実験所)「原発のウソ」(扶桑新書)と同じ小出氏の「原発の真実」(幻冬舎)、それに小出裕章・佐藤栄佐久らの「原子力村の大罪」(NHKベストセラーズ)である。3.11とフクシマ第一原発が暴き出してしまった「原子力国家」「原子力マフィア」の日本を見つめてみたい。

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